Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

時事

韓国の瀬戸際外交

昨年末より若干更新頻度を戻しましたが、今後も月に数度の更新程度になるかと思います。そんな状態ではありますが、よろしくお願い申し上げます。 さて、韓国国防省から驚きの声明(韓国国防省「低空飛行」で日本に謝罪要求=哨戒機レーダー照射問題:時事ド…

追い込まれた韓国

韓国軍による自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題は、日本側から可能な範囲(軍事技術を流出させないレベル:海自機、周波数証拠は「機密」 =駆逐艦撮影中にレーダー照射-防衛省:時事ドットコム)で今後も明らかにしていくだろう(レーダー照射問題 哨戒機…

IWC脱退の意味

日本政府がIWC(国際捕鯨委員会)脱退を決めた(政府がIWC脱退を表明(共同通信) - Yahoo!ニュース)。このことは、単純な捕鯨問題に焦点を当てたことよりも、日本を縛っていた国際機関至上主義に風穴を開けたという点で大きな意味を持つ。もちろん、IWCの…

韓国がレーダー照射問題で強硬な訳を考える

私は日本人だからというのもあるが、基本的に日本の防衛省から出る情報(「射撃レーダーは船舶捜索適さず」政府に怒りとあきれ - 産経ニュース)を韓国側の情報(https://japanese.joins.com/article/413/248413.html)よりも信じている。既にこの問題に注意…

景気の行方

先週は、リーマンショック以降で最大の株式市場の下げを記録した(世界株安「弱気相場」の足音 日経平均、2万円割れ寸前 :日本経済新聞)。とは言えど、トランプ政権成立後のアメリカ株式の上昇は非常に大きく、PER(野村證券 | PER(証券用語解説集))も一…

儚き小池バブル

この前の都議会戦から始まった小池劇場は、民進党の崩壊まで加速させたという意味において、少なくとも政治ショーとしてはクライマックスを迎えつつある。私は、かつての民主党(現在崩壊しつつある民進党)にも一定の存在意義はあると考えてきたが、もちろ…

日韓関係雑感

釜山総領事館前に慰安婦像を設置したことに対する日本政府の反応に、韓国内は上へ下への反応を見せている。今回の政府措置に対する私の評価は「妥当である」というものだ。十分に抑制のきいた、しかし明確に日本としてのメッセージを発しているものだと思う…

流行語大賞

今年の流行語大賞を巡って、様々な議論が噴出している様である。個人的には、一企業がスポンサーになって選定している流行語大賞に何が選ばれようが、特に感慨も不満もない。今回の議論の焦点は大賞に選定された「神ってる」を聞いたことがないという件もあ…

異文化を見る目

私は移民政策には否定的な感想を抱いている。確かに、生産年齢人口の大きな減少が問題なのは事実だが、移民には正負両面の影響があり、しかもそれが非対称だと思っているからである。正の面は、もちろん労働力の問題であるが、日本人が期待するほど単純労働…

豊洲政治ゲーム

築地市場の豊洲移転が大問題となってる。まだまだ事実関係が不明な点が少なくないが、一番の問題と感じるのは計画の検討や手続き上の瑕疵追求ではなく、政治ゲームを皆が弄んでいる印象がある。もちろんその中心はメディアであるが、小池知事の自民党都連追…

二重国籍問題

民進党種選挙において、蓮舫議員の二重国籍問題が連日大きく取り上げられている。ゆゆしき問題だとする声がある(http://www.sankei.com/politics/news/160906/plt1609060043-n1.html)一方で、何の問題もないと擁護の声(http://www.sankei.com/politics/news/…

参議院選の結果を見て

予想以上の民進党の健闘と、自民党が勝ちすぎないレベルの按配となったようだ(http://senkyo.yahoo.co.jp/closeup/251/)。特に、東北地方の選挙区における自民党の敗北が目立つ結果となった。だが、あくまで予想の範囲内での揺れ幅であり、自民党の独占が忌…

まずはEU崩壊より独立運動激化

イギリスが国民投票によりEU離脱を決めた(http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisuke-karakama-idJPKCN0ZA1JA)。ただ、イギリスはもともとユーロに参加していた訳ではないので離脱が比較定期容易であったというのは間違いないだろう。一部で…

特定国民

憲法学者小林氏「国民怒りの声」設立、参院選出馬へ(http://www.nikkansports.com/general/news/1644563.html) 小林節氏ら参院選出馬へ 「安保法廃止」で政治団体設立(http://www.asahi.com/articles/ASJ584SQTJ58UTFK001.html) 新たな政治団体は政策と…

義務取材

かなり遅くなってしまいましたが、熊本地震の被害に遭われた皆様が少しでも早く平穏を取り戻されることをお祈りします。 さて熊本地震の政府や自衛隊の対応だが、阪神淡路大震災の頃と比べると随分スマートかつ迅速になったものだと感じている。もちろん緊急…

ハロウィン騒動

時事ジャンルには入れたものの少し時機を逸してしまったところではあるが、せっかくなので書きとめておきたい。そもそも、日本でハロウィン自体が独自の形態を構成しながら流行る事については、反対する人はそれほど多くはないだろうと私は思う。バレンタイ…

維新分裂

橋下氏が新党結成を表明 維新分裂、野党再編は加速へ(http://www.asahi.com/articles/ASH8Y04CTH8XPTIL03J.html) 別に驚くような話ではない。橋下氏が政治家を引退するかどうかには正直興味はないが、維新の党急速拡大における過程であまりに主張の異なる…

中期的に日本の負け、長期的に韓国の負け

世界産業遺産の登録において、予想通り日本は韓国の奸計に落ち本来必要のない譲歩(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150705/k10010139851000.html)をしてしまった。モンドセレクション化し権威が低下しつつある世界遺産登録において、日本がそこまでの譲歩…

MERSと嘘

韓国でMERS(http://ja.wikipedia.org/wiki/MERS%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9)パニックが起こりつつある(http://news.yahoo.co.jp/pickup/6163260)。政府は沈静化に必死であるが、現状ではどの程度の広がりを見せるかは…

驕れるものは久しからず

安倍総理のアメリカ議会演説が終了し、予定調和の賞賛と抗議が飛び交っている。正直言えば、どのような内容であろうが非難する者は非難をし称える者は褒め称えるだけのことで、文章の中身によって多少の違いが生じるに過ぎないから、この問題を取り上げるこ…

教科書と柔軟性と曖昧さ

朝日新聞の社説に以下のような内容が掲載された。同類の主張をするメディアの過去からの論調を見れば、特に今回言う事が変わったというものではないものの、いくつか気になる点があるのでここで書き留めておきたい。普段はあまり引用しないのだが、新聞社は…

駐韓アメリカ大使事件から見えること

まずは大けがをされたリッパート氏の早期の回復をお祈りしたい。 すでに多くの人が触れていることではあるが、繰り返しとなるものの日韓関係を考える上で非常に重要なことだと個人的には思うのでこの問題に触れておきたい。 犯人であるキム・ギジョンが事件…

ジャーナリストではなくトレジャーハンター

政府の「シリア渡航阻止」に賛否両論 「事前に言う必要あったのか」の声も(http://www.j-cast.com/2015/02/08227359.html) 外務省が旅券法19条に従いシリアに入国しようと試みた自称ジャーナリストの旅券を返納させた。このことに対して賛否が渦巻いている…

サザンと思想

私は自分でも保守的な思考だと自認しているが、だからと言って愛国的と呼ばれる行動を手放しで賞賛したり応援したいとも思わない。ヘイトスピーチは行うべきではないと考えているが、同時にヘイトスピーチ規制にかこつけた遠回しの言論弾圧の動きも許容した…

ルーブル危機再来

既に数多くのメディアが取り上げているが、ロシアのルーブルが大きく下落を始めたこともあり、ロシア中央銀行は政策金利を10.5%から17%まで一気に引き上げた(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141216/k10014003941000.html)。通貨の大幅な下落は、国内企業…

対財務省解散

今回の解散を見ると、野党が建前上の理由にされながら実質的には相手とされていない感じがするのが少々面白い。安倍首相は「アベノミクス解散」と銘打ったが、既に識者(http://diamond.jp/articles/-/62461やhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/41199)やマ…

香港デモ

香港でのデモ(雨傘革命)が長期化(http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ND1X876KLVS101.html)するにつれて、中国共産党政府の意向を汲んだ香港政府が強硬な手段に出るのではないかと言う懸念が広まりつつある(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN…

朝日新聞と反日問題

朝日新聞の信用失墜が止まらない。このことについては、マスコミ並びにネット論壇を巻き込んでの大問題となっているが、当分この流れが変わることは無かろう。問題の詳細についてはここでも前から書いてきたことであるし、それ以上に多くの人が様々な情報や…

代理出産

オーストラリアの夫妻が、タイの代理母に依頼して出産した双子のうちダウン症である男児の受け取りを拒否している問題(http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=770&&country=2&&p=2)について、様々な情報が錯綜しており現時点で何が正しいかが今一つ…

アウトブレイク

エボラ出血熱(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1)の広がりがなかなか収束の兆しを見せない。これまでも何度かの広がりを見せたエボラ出血熱ではあるが、早期の致死率が高いこともあって一定地域を越える…