2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「ポリティカルコレクトネス(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9)」、トランプ旋風と同時に大きな話題となった言葉である。倫理的には…
一部に、世界情勢は戦前の様子を呈し始めたとのネット上の意見を見かける。だが、私は既に現状は戦前どころか臨戦態勢に差し掛かりつつあると個人的に考えている。もちろんここで言うのはその全てが軍隊同士の攻撃を伴う意味での戦争ではなく、多くの人も聞…
才能の有無は、人々の話題として上ることもあるだろう。天賦の才(http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%A9%E8%B3%A6%E3%81%AE%E6%89%8D)を羨むこともあるだろうし、努力する才能を称賛する声もある。本当の天才は両者を兼ね備えてこそだと私は思うが、秀才レ…
美人の定義が時代とともに変わり、様々なファッションが生まれては消えていくように、あるいはかつての流行が少し形を変えて復活するように、社会が受け入れるものは変化し続けている。企業経営も、立ち上げ期と安定期では全く異なった手法が適切であるだろ…
私が左派の知識人を見ていつも感じることなのだが、現代の日本を評価(と言うか批判)しながら自分は第三者的な立ち位置を確保しようと懸命に努力しているように見えるのである。本来、批判する場合には現代日本を生み出した一員として自分も含めて考えるべ…
池田信夫氏が、次のような内容をブログに掲載していた。 トランプのヒトラー的レトリック(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51974817.html) これは、高田博行氏の『ヒトラー演説』(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4121022726/ref=as_li_ss_t…
客観的な自己評価というものはなかなかに難しい。大多数の人間は、通常他人に厳しく自分に甘くなるのが常だし、仮に自分に厳しく接する人も等身大の自分を見つめているかどうかなんて良くわからない。と言うのも、自己成長や人生の戒めとするため厳しくして…
朝日新聞の報道が再び迷走している。従軍慰安婦の誤報を謝罪し、世の中ではバランスの取れた報道に戻るかもしれないという一抹の期待はあったかもしれないが、残念ながら過去の成功体験を断ち切れない様である。彼らが求めるのはオピニオンリーダーの地位で…
グローバルとローカルの対立がしばしば話題に上る。G型L型の大学教育の議論もそうだし、TPP(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E9%80%A3%E6%90%BA%E5%8D%94%E5%AE%9A)に対…
私は以前ある前任者から卑下が過ぎると良くないと忠告されたことがある。正確に言えば、卑下というよりは「謙譲が過ぎると」という意味だとは思うが、内心ではその忠告に強く反発した。関係を乱すほどの意味は感じなかったこともあり、面と向かって意見した…
例えば大学教員あるいは上司と呼ばれるポジションにいる人に、最も求められる能力は一体何なのだろうかと考えることが近頃増えた。学生や若手に何かをつかみ取らせる役割を担う立場の人のことである。既にここでも少し触れてはきたが、最も求められる内容は…
釜山総領事館前に慰安婦像を設置したことに対する日本政府の反応に、韓国内は上へ下への反応を見せている。今回の政府措置に対する私の評価は「妥当である」というものだ。十分に抑制のきいた、しかし明確に日本としてのメッセージを発しているものだと思う…
地域振興は人口減少を起因として衰退の色が見える日本において喫緊の課題であることは間違いないだろう。大都市(というより東京一極)集中は、確かに日本の能力を一か所にまとめることで大きな力を発揮できたかもしれないが、同時に東京以外の多発的な活動…
世の中には不満が溢れている。時には怨嗟の声となり、時には政治的に取り上げられ、あるいはデモという行動に至ることもあるだろう。だが、現代日本ではこうした不満は集中や暴発しにくくなっている。私自身応援しているわけではないが、SEALDs(http://www.s…
最近の若者は「我慢ができない」とか、「すぐにキレる」、あるいは「少し叱るとへこたれる」などという言葉を耳にするのは何も今だけの現象ではないだろう。正確な統計データを知っているわけではないが、50年までも似たようなことが言われていただろう。人…