Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

景気は心理に従属す

景気のことについていろいろと考えてみるが、私の理解が至らない故だろうがどうもいろいろな識者の言うことが腑に落ちない。例えば私もよく書いているが原則的にはお金を社会に多く流通させると基本的には景気が良くなる。しかしその影響は若干のタイムラグ…

政党色ロンダリング

日本未来の党というのができたらしい(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20121128/dms1211281244014-n1.htm)。私は滋賀県の嘉田由紀子知事の実績をよく知らないが、ここに国民の生活が第一や減税日本、反TPP・脱原発を実現する党が合流す…

ステマやごり押しは悪?

流行語大賞の候補に「ステマ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0)」が入るほどにその言葉の認知が広がった行為ではあるが、もちろん近頃突然始まった現…

意外性と秘密の関係

彼女や彼氏の意外な面を見たことが恋愛感情のスタートとなることも決して少なくない。それは漫画やドラマの中だけでなく、現実の場面でも衝撃度こそは違えども多々あることである。もちろん、その一瞬で恋に落ちるというケースは必ずしも多くないかもしれな…

今こそ楽観論を述べよ

失われた10年もバブル崩壊の悲惨さや不況を嘆く声こそ多かったものの、それでも日本は世界の内で十分な地位を占めているという自信からか悲観論は今ほど大きくなかったと思う。もちろん、ネガティブなことを言う人は常にそれを言い続け、数十年に一度は見事…

ばらまき

自民党や公明党が経済活性化と防災対策を兼ねて大規模な公共事業の復活を打ち出しているが、マスコミの論調は利益誘導型のばらまきと見なしているものが多いようである。確かに過去において無駄だとされる公共事業が少なからず存在したのは事実であろうが、…

ポスト金融マン問題

金融危機の急性化から慢性化への変化に伴い、金融機関は人員削減に精を出し始めた。外資系の象徴でもあった金融マンはハードワークと高給の象徴でもあり数多くの成功者を輩出してきたが、そのフィールドは急速に縮小し始めている。 その大成功は、一種金融ゲ…

無駄と多様性

世界市民的な発想は理想としては意義を持つが、その実現は却って世界を不安定にさせる危険性がある。同じことは、いじめ撲滅や暴力根絶などから平等な社会というスローガンまで全てに渡って言えることでもある。もちろん、それを目指す考え方が悪い訳ではな…

維新民主化懸念

<小沢鋭仁元環境相>民主離党し維新合流へ 閣僚経験者初(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121114-00000058-mai-pol)民主党の崩壊が止まらない。野田総理が党首討論で16日の解散に触れ(正確には「次期通常国会で(衆院の)定数削減を必ずやると決断…

民主党負の遺産

年末の衆議院選挙が決定し、民主党候補は必死に自民党の負の遺産が大きすぎて手に負えなかったと自己弁護に励んでいる。政権交代の時にその負の遺産の処理を任せて欲しいと言っていたのだから、普通に考えれば今更そんなことを持ち出すなど恥ずかしくてでき…

ガラケーラインナップの復活

どこかのメーカーが踏み出さないものかと考えているが、今のところその気配はなさそうだ。 そもそもあらゆるメディアを利用してのスマホ推しは、携帯電話会社の通信料高価格維持作戦でもあるわけだが、それにも関わらずスマホに興味がないという人も未だに多…

民主党のためにも罰を与えよ

選挙戦に入り、民主党首脳がネガキャン(ネガティブキャンペーン)に勤しんでいる。自民党政治の残滓があまりに酷く3年強の期間ではなにもできなかったと主張し始めたのである(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL160NM_W2A111C1000000/、http://headli…

分裂するアメリカ

oribeさんが、現在アメリカで起きている州の独立を目指す運動について触れている(Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜:http://meinesache.seesaa.net/article/301573385.html)。もちろん、こうした誓願があったからと言ってすぐにそれが実現する訳ではないが…

結婚バブル崩壊

結婚に「平均」を求めるオンナたち(http://news.mynavi.jp/column/average/001/index.html) 結婚に夢と希望を描く人は昔も今も少なくない。もちろん、その現実が情報として氾濫する現在では、夢と現実が入り交じり複雑な感情となって世の中の人を覆い尽く…

韓国はまずイグノーベル賞を目指すべき

ノーベル賞狂想曲の時期も過ぎたが、毎年秋口になると日本のみならず韓国のメディアはノーベル賞の報道に明け暮れる。ノーベル賞の権威は確かに高いと思うが、それは結果として与えられるものであり目標とはしても目的とすべきものでは無いはずである。 とこ…

与謝野問題

一時、マスコミから与謝野議員の自民党復党が決まったような報道が為されたが、それは拒絶されることとなったようである(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121114/stt12111408170003-n1.htm)。与謝野議員と言えば、自民党を出てたちあがれ日本に移…

民主党事務局の野望

ネットの一部では有名な話ではあるが、民主党の事務局は旧社会党の書記局に牛耳られていると言う話がある(http://www.youtube.com/watch?v=ILGa0Bkt8p4&feature=channel)。野田政権になって若干変わった感じはあるが、それでも根本的に変化した訳ではない…

中国は覇権を握れない

中国経済のバブル崩壊が公然と語られ始めた(http://sankei.jp.msn.com/world/news/121111/chn12111123530011-n1.htm)。以前からもその指摘は少なくなかったが、信用できないはずの中国の各種統計データすらがその傾向を少しずつ示し始めている。中国の成長余…

敏感な子供と鈍感な親

好き嫌いの激しかった子供も大人になればいろいろなものを食べることが出来るようになるケースが多いが、これは味に慣れたと言うよりは刺激に対して鈍感になったのではないかと感じることは多い。必ずしも味覚が低下していると言うわけではないが、慣れによ…

民主主義はシステムではなく、思想

社会主義や共産主義が良いとはさらさら思わないが、それでも民主主義というシステムの弊害が目立ち始めてきた。具体的にそう感じる理由は、民主主義(加えて資本主義)という舞台を利用して上手く儲ける層が明確化してきたからではないかと感じるからである…

「ネトウヨ」って何?

流行語大賞にノミネートされた中に、「ネトウヨ」、「ステマ」、「ナマポ」などが含まれているという(http://singo.jiyu.co.jp/)。全部で50選ばれた言葉の中の3つであるので決して多いというわけではないが、それでも時代を反映した言葉としてこれらが選…

民主党岡田副総理の劣化が激しい件

正直言えば、もう民主党という存在はかつての社会党のように消え去っていくものだと考えており、1週間ほど前に墓碑に刻む言葉まで書いてしまったので今更触れる必要性もないと思っていたのだが、最近のあまりに空気さえ読めない断末魔のような足掻きが見苦し…

音楽売り上げの低迷は必然

違法ダウンロードがCD等の売り上げ減少の根本理由として、レコード会社などを中心にしたダウンロード違法化が6月に成立して少し経つ。流通等の権利者側からすれば、違法ダウンロードこそが諸悪の根源でそれがなければ売り上げ減少に歯止めがかかると考えての…

マスコミバランサー論

マスコミにイデオロギーがないというのはあり得ないが、妥当性の云々は別にしてマスコミが彼らなりのやり方でバランスを取ろうとしているのはわからなくはない。しかし、マスコミは同時に話題の問題については深い洞察なしに煽りを行ってしまう習性を持って…

違う人生

「人生をもう一度やり直すことが出来たならば。」 多くの人が一度は考えた事がある思考ではないかと思う。かく言う私も何度もそれに思いを馳せた事が幾度となくある。人生の選択において私は何度も失敗や誤った選択をし、それに応じて挫折を経験し多くの人に…

保育所過剰時代の到来

待機児童問題が持ち出されたのはかなり前になるが、幾度かの国会議論を経て現状では全国で次々と保育所の増設が行われている。待機児童が減ることは、社会の側からみれば女性の社会進出が今後減少することがあきらかな生産年齢人口の補填に役立つと見ること…

金融と成長の先食い

未だに引きずっている欧州金融危機のきっかけでもあるサブプライムローンにしても、日本の今後の財政問題に大きな影を落としている年金問題にしても、双方ともそのもっとも大きな問題点は制度の不備や担当者の不作為ではなく、詐欺的行為に見られるような将…

政治から見た弁護士

世の中の政治家を見渡せば、二世三世議員以外では弁護士とタレントがよく目立つ。ジャーナリストもタレントに含める程度で良いと思うが、特に最近では政治の主要な部分を弁護士出身の政治家が担う事も増えてきた。私は政治家の世襲制は望ましくはないが、だ…

駄目なフリ

たわいもない話ではあるが、日本は他国との摩擦を恐れ自らの地位や能力を低く見せる努力をしているが、他国は背伸びをしてでも自分たちの地位や能力をかさ上げしてみせるのに必死である。それは、日本がすでに国際的地位を有していると言うことの証拠でもあ…