Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

内在する情熱

志の高さは、湧き上がる情熱がなければ成立しない。これは誰が人生の目的を定めたかに大きく依存する。自らの意志を持って、自らの人生の目的を定めた人は強い。一方で、目的や目標を決めきれずに漫然と過ごす人は弱い。それは誰にでもわかることである。し…

著作権保護

現在、インターネット上には無数の著作権法違反に該当するデータが流通している。よく知られているところでは、WinnyやShare、Torrentに代表されるP2P(Person to Person)を用いたデータ流通から、この前FBIにより摘発されたMegauploadなどに代表されるアッ…

中毒

中毒という言葉は、結構社会の多岐にわたって用いられる。英語では ADDICTION なのだろうが、・・・HOLLICと使われるものも該当するし、中毒者はJUNKIEとなる。別に、どういう言葉で表現するかを問題にしたいわけではないが、中毒には重い症状を意味するものか…

安全率

「安全率」という言葉がある。人間の行いには完全はあり得ないからこそ想定される係数だ。言い換えれば「余裕度」でもある。 この係数は、技術の世界以外にも社会のあらゆるところで用いられている。率という数字では用いないかもしれないが「余裕を見て。。…

低迷か混乱か

世界的な不景気は、中国にもその影響が及んでいる。中国共産党政府は、来年の成長目標に引き下げを行った。これまでは社会の安定のためには最低8%の成長が必要と言われてきたが、目標値が7%となっている。これは、社会安定すら確保できないという可能性さら…

増税の筋論

民主党内は、増税反対派が幅を利かせ始めて分裂に近づきかねない状況にある。私も個人的意見としては今すぐの増税には反対である。でも、この増税を巡る論議について増税が一切駄目だという話ではないところが興味深い。 自民党も、前回の参議院選挙において…

失恋

失恋の痛みは一人一人、形も深さも様相も異なるものであって、それを総じて話せることなど決してありはしない。ただ、恋を失うと書いて失恋であるが、私達が失恋で失うものは本当な何だろうかということについては少々興味がある。ここでは、付き合いに至る…

偏りを拡大によって隠す

先日、日銀はFRBの積極的な動きに刺激されたかついに重い腰を上げて一段の金融緩和を進めることとなった。株式市場は素直にそれを反映して上昇している。 私は、現状において日本は金融緩和をすべきだと思っている。ただ、それは常に必要だと考えているわけ…

原子力保安院と公務員

先日、国会の福島原子力発電所事故調査委員会(http://www.naiic.jp/)における保安院長や斑目原子力安全委員会委員長の答弁を見る機会があった。その責任感の低さについては、様々なメディアが既に批判しているのでそれをご覧いただければいいと思うのだが…

今こそ民間所得倍増計画を

世界各国のGDPが大きく伸びたこの20年間、日本のGDPは横ばいを続けている。 なぜ、世界との間にこのような違いが出たかについては二つの理由があると考えている。 一つは、日本が巨大なバブル崩壊を経験したからだ。しかも、バブルを次のバブルで吸収すると…

遠慮

「遠慮」という言葉が英語では、pass や no thank you になってしまい、なかなか機微が伝わらないというのは文化の違いであろうが、日本的な村社会においてはこの「遠慮」が結構幅を利かせている。態度を控えめにすると言う行動自体が、西洋的にはあまり受け…

スマートさとアグレッシブさ

近頃は、サッカー日本代表の評価がうなぎ登りである。女子サッカーのなでしこジャパンによるワールドカップ優勝は驚きを持って世界に受け止められたが、それが偶然の結果でないことは誰もが知っている。 一方で、かつてはアジアの虎と呼ばれ恐れられたサッカ…

競争と安定

多くの人が競争の必要性は感じながらも、競争の弊害を減らしたいと思っている。確かに一部の平等主義者達が過度の悪平等を押しつけてきたこともあったが、最近ではそれが解消される方向に向かいつつある。もっとも、次に競争側に社会が振れれば結局の所以前…

面子に拘る民主党をそれでも擁護するマスコミ

多くのマスコミがシンパシーを感じる民主党に対して非常に甘い報道をしているのは、既に多くの国民も知っていることであろう。 麻生総理の時に、自腹で銀座のバーで飲んでいたのをあれだけ叩き、それ以上の外食をしていた鳩山総理も菅総理もそれには一切触れ…

電子レンジでつけ野菜ラーメン

インスタントラーメンを電子レンジを用いて調理する方法はネットでもいくつか見ることが出来る。 正直言えばガスコンロがあるならばそれで調理した方がいろいろと都合が良いので、あくまで邪道の方法ではあるのだが、ガスのない環境でのインスタントラーメン…

日本デザインの復権

日本企業の凋落が日々のニュースを賑わせている。多くの日本人は、円高を嘆き、日本の意思決定システムの遅さに落胆し、それをフォローできない政府に不満をぶつける。 日本企業の不調は、その原因の大部分が円高によることはその通りであるが、円高のみが全…

自分らしい生き方

自分らしさを求めるという行動は、社会的にも一定の認知を得ているのは間違いない。 槇原敬之の「世界で一つだけの花」がSMAPによりヒットしたのも、オリジナリティを大切にするという感性が社会に強く受け入れられたからであろう。 自分は自分であって他の…

TPPとゆとり教育

ゆとり教育はその理念自体に共感する部分もあるが、実質的に狙いとは全く違った形で実施されて教育行政に大きな禍根を残した。ゆとり世代は、最も勉強できる時期にそれをする機会を逸したとも言える。実際にはそれを危惧した人たちは別途勉強を行ったであろ…

自信なき批判

よく、議論の時に相手の言葉に重ねるようにまくし立てて反論を言う人がいる。それは、相手の言論を封じ込めるには一定の効果があるが、こうした行動に出る人には多くの場合において二つの心理状態が透けて見える。 一つは、議論する時間そのものが無駄だと思…

ものが動かず金のみが動く世界

バルチック海運指数が先週ついに700を下回った。この値はリーマンショック時の最低値を下回る。 ところが、世界の株式市場を見れば底を這うと言うよりはむしろ上昇している現実がある。ナスダックの指数は2/3に11年ぶりの高値を取ってきた。すなわち、ITバブ…

モノと夢

「やっぱり、今の日本の若者は恵まれている」というコラムが一部のニュースサイトを賑わせていた(http://www.j-cast.com/kaisha/2012/01/30120391.html)。現在が、モノに恵まれていること自体は事実として認めても良いとは思うが、だからと言って生きる環…

文化人風タレントはなぜ反橋下なのか

少し前、「朝まで生テレビ」や「報道ステーション」などで橋下大阪市長と彼に批判的な文化人(私はその大部分が文化人風タレントだと感じている)の議論がメディアの電波に乗った。 文化人側はそれなりに成果があったような言い方をする人、あるいはメディア…

気持ち悪いスマホ押し

ガラケーと呼ばれた携帯が急速にスマホあるいはタブレットに変わりつつある。ただ、私個人としては今のところスマホ等に変えるつもりはない。というか、現状の携帯で十分である。その理由は、職場にも家にもネットに接続したパソコンがあるため、敢えて普段…

馬鹿を装う

「鼻につく」とは自らの行為や立場を自慢げに示す人に対して称する言葉ではあるが、どちらかと言えば実態よりも上に見せようとする行為が他者の癇に障りやすい。逆に言えば、実態よりも低く見せることは他者の侮蔑を招くこともあるかもしれないものの、安心…

ホッピー

先週末、生まれて初めてのホッピー体験をした。 ホッピーについては知っている人も多いだろうが、私の場合は関西でこれまで経験する機会がなかった。 東京のある商店街の若手の会合に飛び入り参加したことをきっかけに、初ホッピーおよび初生マグロ、初ヤツ…