Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

ホッピー

先週末、生まれて初めてのホッピー体験をした。
ホッピーについては知っている人も多いだろうが、私の場合は関西でこれまで経験する機会がなかった。
東京のある商店街の若手の会合に飛び入り参加したことをきっかけに、初ホッピーおよび初生マグロ、初ヤツメウナギを食することと相成った。

関東圏(特に京成線沿線)の方々には馴染みかもしれないが、関西圏ではそれほどメジャーではないホッピーについて少し書いてみたい(wikihttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC、ホッピーベバレッジ:http://www.hoppy-happy.com/)。
ホッピーの生まれは比較的古く、大正時代にはすでにノンアルコールビールの一種として開発研究が進められていたらしい。実際に商品化されたのは戦後すぐのことで、ビールがまだ高級な飲み物であった時代にはその代用品として「ホッピービア」の名称で一世を風靡した。
ただ、その後はチューハイなど様々な酒類がブームを迎えたことから長い低迷期に入ることとなった。最近再び注目されはじめた大きな理由は、景気の低迷から安いお酒への要望に加えて、低カロリーでかつビールに含まれるプリン体がほとんどないことから糖尿病や通風などの人も楽しめるということ、その他各種ビタミンなどが豊富に含まれていることなどが大きな後押しとなっている。
ホッピーそのものは0.8%のアルコール度であり、アルコール度数1%未満と言うことで清涼飲料水扱いされているが、完全なノンアルコール飲料ではない。なお、一般には焼酎をホッピーで割るという方法によりアルコール飲料として飲まれることが多い。特にお勧めの焼酎は、三重県四日市市にある宮崎本店キンミヤ焼酎」が相性が良いとされている。これは、一緒に飲んだ人たちにも尋ねたがこれが一番と皆が言っていた。ちなみに、この「キンミヤ」は安くて合うそうである(http://www.miyanoyuki.co.jp/shochu.html)。

あくまで私の個人的な感想になるが、飲んだ印象は軽いビール?という感想であった。どちらかと言えば、ビール風のチューハイと呼ぶ方が近い感じがする。実際、焼酎を割っているのだから当然と言えば当然である。
飲み口が非常に軽いのでついつい飲み過ぎてしまうかもしれないが、同時に強い酒を求める人には軽すぎるであろう。あと、ビール並みの5%程度のアルコール度数とするためには、25度の焼酎なら1:5の割合でホッピーを注ぐ必要があるが、おそらく飲み会などで自分たちで注げば1:2や1:3の割合になってやや強めになりそうである。飲み口が軽いが故のことであろう。

あと、ホッピーを語る上で現在外すことができない社長について触れておく。社長は、石渡美奈(ホッピーミーナ)さんという名前で数々の書籍も出されている(http://www.hoppy-happy.com/book/profile.html)。社内改革などで成果を上げられたことについて書かれたものである。


話はホッピーから離れるが、生マグロについても少し触れてみたい。普段は、遠洋漁業で得た冷凍マグロを解凍して食するのが普通ではあるが、近海物のマグロを生オンリーで扱っている店も少しではあるが存在する。この生マグロを食べて感じたのは、冷凍とは全く別物だと言うことでる。料理評論家でもないので、口で適切に表現することは出来ないのではあるが、赤身も柔らかくておいしいのである。トロのようなとろける感じまでは行かないが、それでも冷凍の赤身とはまるっきり違う食感である。
これを浅草のり(浅草とはいえど、養殖は様々な場所で行っている)で巻いてたまり醤油で食べる。

さらに、マグロのおいしい食べ方として教えてもらったのは、少々大きめの身を軽くあぶってそれをニンニク醤油にバターを加えて食べるのが最も美味いというものである。私はまだ試したことがないのだが、ニンニクとバターは容易に用意できるので、是非一度チャレンジしていただきたい。ネット上にレシピも出ていたので紹介しておく(マグロの炙りニンニク醤油ソース:http://urecipe.net/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%81%AE%E7%82%99%E3%82%8A%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%82%AF%E9%86%A4%E6%B2%B9%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9/