Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

人生論

夢想と理想と現実主義

一般的に、理想と現実は対立概念として語られることが多い。現実主義者と理想主義者は全く反対の意味を持つ。だが、理想と現実は必ずしも対立しない。理想が極端になればそれは夢想と呼ばれるが、むしろ夢想と現実は完全ではないが対立的な概念であるように…

利用したくなる人になる

上手く人との繋がりを作り、それを発展させられる人がいる。一方で、十分に能力を持っており、それを使って人脈を構築しようとしても広がらない人もいる。自分で考える能力ほど評価されなかったり、能力的に劣ると思う人が賞賛されてたり。この差は性格によ…

自分らしくと自分が全て

個性を重視した教育をしようという社会的な声が広がったのは、いつ頃だったのだろうか。日本人は没個性的だと言われるが、決して没個性的ではないと私は思う。自己主張が少ないためにそのように感じられるが、本当に没個性的な国家がここまで多様な文化を広…

人生の期待値

私たちが自分人生を振り返るとき、多くの場合において期待値が現実を大きく上回っている、あるいは上回っていた。そう思うことはないだろうか。 - もっとできるはずなのに、もっと評価されてもよいのに。 - なぜ皆はわかってくれないのか。 こうした感覚は…

金とモノが溢れた状況の先に来る価値

世界景気が下降気味であることは、すでに多くのメディアが取り上げ始めている。とは言え、「日本もアメリカも現状が不況なのか」と問われれば、「それは違う」と答えざるを得ない。収入に不満はあるものの、失業率は記録的に低く(フランス失業率、第2四半期…

孤独の時代を生きる

現代は、コミュニケーションを非常に取りやすい時代となった。別にFace to Faceでなくともコミュニケーションを取るためのツールは山ほどあり、また時代の変化に伴い地縁関係や旧来の上下関係などの慣習は相当に薄れている。もちろんその全てを回避できると…

複数の人生を歩む

終身雇用(終身雇用 - Wikipedia)という言葉も今や昔のものとなりつつある。現代の若者で、一つの企業を一生勤め上げられると信じている人はもはや少ないだろう。私自身も複数回職場を変えてきたし、その度ごとに同ジャンルではあるが職務内容(関わり方)…

老いを感じること

年齢を重ねるにつれ衰えを意識せざるを得ない面と、まだまだ大丈夫と反骨する意識がせめぎ合うようになってきた。とりあえず感じるのは体力の低下で、それは日々の行動よりも深夜までの作業が難しくなることで分かる。あるいは、集中力を高めるまでの儀式に…

見たいものを見る、見たいものしか見ない

私たちは、基本的に嫌な出来事や嫌いな人を回避しようとする。不快であれば、心理的ストレスが高まるのであるから、至極当然の行動であることは言うまでもない。だが、現実には不快なものを全て回避して生活を全うすることは叶わない。これは、多かれ少なか…

価値観依存症

ここ数回続けて韓国に関するエントリばかりになってしまったため、さすがに自分自身でも食傷気味になってしまった。この一連の流れは、韓国の自滅的な行動を自国のため(さらにはアメリカのため)に仕方なくカバーしてきた日本も、韓国の重要性が低下したか…

人から制度へ

人治制度と法治制度(法治国家 - Wikipedia)の違いは「悪法も法なり」という言葉が示すように、人治主義の危険性を受けて次善の策として法治により統制することの必要を考えていることからわかる。一方で、徳治制度と呼ばれる人治制度のバージョンアップ版…

ジャーナリズムの質

現代は情報が大量に溢れている時代だと言われる。私たちは少ない情報を必死になって得るための努力ではなく、これでもかと押し寄せてくる情報の大波を如何にかわすかが問題となっていると言ってすら良い。もちろん無料で入手できる情報には大した価値はなく…

歯止めと決壊

ここのところ働かない(働けない)人への風当たりが強くなるようなニュースが跋扈している。確かに弱肉強食の社会では、「働かざる者食うべからず」という原則があるのは事実だろう。だが、文明と言うのはそうした過酷な状況を克服すべく発展し、その対処を…

他人事と自分事

川崎市で起きた痛ましい事件(川崎・登戸で小学生ら19人刺される。女児1人と男性1人、身柄確保の男が死亡(UPDATE) | ハフポスト)は、様々な問題を私達に投げかけてくる。例えば、この犯人を引き籠りの一人として、その文脈で対処法を考えるべきなのか、あ…

心理的潔癖症

潔癖症(潔癖 - Wikipedia)という言葉がある。過度な清潔さに限らず徹底的な行動をすることを示すキーワードだが、時に原理主義にも似た感覚を受け取ることがある。一方、最近は除菌クリーナー等の普及により従来潔癖症と分類されないような人たちも、ライ…

極論の心地よさ

戦前の日本もメディアを含めて、戦争に突き進む大きな流れがあったことは多くの人が知っているだろう。当時の情報ソースと言えば、政府からの発表に加えて新聞とラジオである。当時と比べれば、今の情報入手は相当容易になっている。政府は戦前と比べれば情…

思想戦争

米中がグレイウォー(灰色戦争:「Gray War(灰色戦争)」に入った米国と中国 米日豪印の4本柱に英仏を加えた4+2体制の構築が不可欠に(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス))と呼ばれる新たな冷戦(経済・情報戦争)に突入したとする認識が広がりつつある。…

悲しみの在り様

随分前だが、多少似たようなエントリを書いたことがある。 私は基本的に楽観主義者であり、日々を出来る限り楽観的に過ごそうとしている。そうする理由は、過去の経験から悲観的な精神でいることが人生にとってマイナスだと考えることによる。戦争なような身…

文化摩擦

多くの人たちは漠然とした願いではあるものの、世界中の人々が仲良く出来ればよいと考えていると思う。私自身も戦争なんてない方が良いと考えるし、国家間の争いは経済的なものや文化的なものも含めて少ない方が良いと思う。だが、現実には世界中で様々な摩…

共感を引き出す能力

能力が高くてその上性格も良い。理想の上司と評価を受ける人はまさにそんな感じの人であろう。だが、「理想」という枕詞が付く様に、一般的に両者とも兼ね備えている人はそれほど多くはない。ほどほどに能力があり、ほどほどに良い性格の人は一定以上の割合…

選択肢

幸せとお金に関する議論はいつもよく話題にされる。お金があるからと言って幸せとは限らないが、幸せを得るために適度なお金があった方が良いとは良く聞く話である。私の拙い人生経験でも、お金は幸せの目的とはならないが、それを得るための手段としては確…

推論力

才能の有無は、人々の話題として上ることもあるだろう。天賦の才(http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%A9%E8%B3%A6%E3%81%AE%E6%89%8D)を羨むこともあるだろうし、努力する才能を称賛する声もある。本当の天才は両者を兼ね備えてこそだと私は思うが、秀才レ…

自分の正しさに懐疑的でありたい

美人の定義が時代とともに変わり、様々なファッションが生まれては消えていくように、あるいはかつての流行が少し形を変えて復活するように、社会が受け入れるものは変化し続けている。企業経営も、立ち上げ期と安定期では全く異なった手法が適切であるだろ…

客観的な自己評価

客観的な自己評価というものはなかなかに難しい。大多数の人間は、通常他人に厳しく自分に甘くなるのが常だし、仮に自分に厳しく接する人も等身大の自分を見つめているかどうかなんて良くわからない。と言うのも、自己成長や人生の戒めとするため厳しくして…

自慢と卑下

私は以前ある前任者から卑下が過ぎると良くないと忠告されたことがある。正確に言えば、卑下というよりは「謙譲が過ぎると」という意味だとは思うが、内心ではその忠告に強く反発した。関係を乱すほどの意味は感じなかったこともあり、面と向かって意見した…

スキルと人間力

例えば大学教員あるいは上司と呼ばれるポジションにいる人に、最も求められる能力は一体何なのだろうかと考えることが近頃増えた。学生や若手に何かをつかみ取らせる役割を担う立場の人のことである。既にここでも少し触れてはきたが、最も求められる内容は…

義務は社会が評価する

世の中には不満が溢れている。時には怨嗟の声となり、時には政治的に取り上げられ、あるいはデモという行動に至ることもあるだろう。だが、現代日本ではこうした不満は集中や暴発しにくくなっている。私自身応援しているわけではないが、SEALDs(http://www.s…

失敗・挫折教育

最近の若者は「我慢ができない」とか、「すぐにキレる」、あるいは「少し叱るとへこたれる」などという言葉を耳にするのは何も今だけの現象ではないだろう。正確な統計データを知っているわけではないが、50年までも似たようなことが言われていただろう。人…

完璧を追う愚

世の中では、おおよそほとんど全ての事象において表と裏の両面が存在する。普段から意識しているかしていないかは別としても、誰しもがその存在を認識しているはずだ。中には強固に「そんなものはない」と主張する人もいるだろうが、仮にそれを認識していな…

他者の夢を借りる

夢は自分で描くものだというのが多くの人の認識だろう。いや、わざわざこんなことを定義づけることすらおかしいので、何をくだらないことを言っているのかと思う人もあると思う。私たちは自分なりの夢を描き、そこに希望を見出し、そして夢に届かないことで…