Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

2015-01-01から1年間の記事一覧

反日の敗北

最近は「反日」という言葉が国内外に向けて発せられるのを見る機会が増えている。こうした言葉で伝えんとするところを斟酌できない訳ではないが、私はこの言葉が少々安易に使われすぎているのではないかと思う。 まず「反日」という言葉を考える時には、韓国…

MERSと嘘

韓国でMERS(http://ja.wikipedia.org/wiki/MERS%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9)パニックが起こりつつある(http://news.yahoo.co.jp/pickup/6163260)。政府は沈静化に必死であるが、現状ではどの程度の広がりを見せるかは…

資本主義のパラダイムシフトを期待する

日本経済の現状は、マスコミが喧伝するほどまでには悪くない。状況だけで言えば、欧州はドイツを除いてフラフラの状態だし、イケイケドンドンの中国や韓国だって見かけ上はそれなりの数字を出しているものの、多くの人たちが実情の悪さを指摘している。既に…

選挙と年齢制限

【都構想】 20代、30代、40代、50代、60代が賛成多数 70歳以上が反対多数 → 結果「反対」(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1840548.html) 世代間闘争という言葉に代表されるように、現代社会では世代によって支持する政策が異なるというのはある…

壊すことと創ること

世の中で血気盛んに大きなことを言う人の大部分は、自らがシステムなり組織なりあるいは概念なりを創ることに携わっていない。私もここでいろいろなことを勝手に書き連ねているが、評論家というものは得てして無責任なものである。全てがそうとは言わないが…

乗っ取り主張とリスク

巷の情報によると、最近は頻繁にTwitterアカウントが乗っ取られるらしい。いろいろな発言を総合して考えると、Twitterは非常に危険なアプリケーションであるということを多くの芸能人が必死に訴えている状況が見えてくる。 TwitterはFBのように原則実名の縛…

本当に雑談

このブログ(日記)をはじめてもう少しで丸4年になります。当初は1日に2つや3つのエントリーを立ち上げていた日もあったことから比べれば、現在の更新はかなりペースが落ちてしまいました。言い訳がましくなるのですが、仕事の状況等の大きな変化もあってご容…

熱狂的な少数を得た者が勝つ

万人に愛される商品や作品がベストセラーになることは容易に理解できる。小説や漫画から音楽、スイーツや電化製品、車まで様々なジャンルのそれがあるだろう。しかし、ベストセラーとは言っても国民の全てがそれを購入するわけでは無い。100万枚売れれば大ヒ…

職のない時代

1年程前に関連するエントリを書いた。 人ならざるものとの競合:http://d.hatena.ne.jp/job_joy/20140411/1397228176 今、多くの職業がコンピュータまたはそれによて操作されるロボットにより取って代わられることが危惧されている(http://biz-journal.jp/2…

理想の在り方

万物の「理想」を真面目に追求しようとすれば、あらゆることを確実に遂行できる完璧な人間が求められるのかもしれない。ただ、現実に完璧な人間などは存在せず、すなわち万物の「理想」は体現しない。また、仮に完璧な人間が存在するとして、その人間からす…

就職活動

元朝日の植村隆氏、NYで安倍首相を批判 櫻井よしこ氏らも 「私はこの闘いに負けない!」(http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050039-n1.html?view=pc) 元朝日新聞記者の植村隆氏が、わざわざNYでの記者会見を行ったようだ。日本でも確か外…

創作者余剰

「小説家になろう(http://syosetu.com/)」という投稿サイトがかなり前より注目されている。というのも、これまでの小説家デビューや漫画家のデビューは出版社への持ち込みよりも、大部分が何らかの賞を勝ち取るところからスタートしてきた。ところが、このサ…

驕れるものは久しからず

安倍総理のアメリカ議会演説が終了し、予定調和の賞賛と抗議が飛び交っている。正直言えば、どのような内容であろうが非難する者は非難をし称える者は褒め称えるだけのことで、文章の中身によって多少の違いが生じるに過ぎないから、この問題を取り上げるこ…

辺野古と那覇空港

辺野古沖合の埋め立て問題がヒートアップしている。翁長知事の官邸に対する態度はかなり喧嘩腰である(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=110902)。沖縄側の主な反対理由は沖縄から米軍に出て行ってほしいと言うことではあるが、議論の最初は普天…

自己排除の思考

結婚に踏み切れない人が増えていることが日本における人口減少の最大の要因であるが、その理由としてネットやメディアでは様々な要因が挙げられている。例えば、年収が低い、結婚生活に希望が持てない、異性との交流に対する煩わしさ、、、etc.。 いずれの理…

女性と就職と学歴

「高学歴であればあるほど損をする」女性の雇用環境(http://nikkan-spa.jp/832126) 「貧困女子」の話題に続いて「就職難女子」とでも言えばいいのであろうか、女性の不利益についていろいろと意見が出ているようだ。確かに、男女雇用機会均等法(https://ko…

USAJ

異論も多いであろう問いかけではあるが、今日本ともっとも近しい国に個人的な思案を巡らせるとアメリカに行きつく。しかし、日米同盟があるという安全保障上の理由ではなく、また経済的な関係性が近いという意味でもない。はたまた国民同士の文化的なつなが…

人がネックとなる社会

ITが我々の生活に置いて役立っているかどうかをall or nothingで聞いたならば、私は「当然役立っている」と答える。コンピュータ無しに現在の仕事は意味をなさないし、当たり前の情報伝達や情報収集はITインフラに大きく依存している。だから、基礎部分ではI…

教科書と柔軟性と曖昧さ

朝日新聞の社説に以下のような内容が掲載された。同類の主張をするメディアの過去からの論調を見れば、特に今回言う事が変わったというものではないものの、いくつか気になる点があるのでここで書き留めておきたい。普段はあまり引用しないのだが、新聞社は…

王桜を守れ

韓国の主張暦は多くの人が知り始めている。3月から4月は桜の起源主張の季節である。もう一つの大きなイベントはノーベル症の10月であるが、それ以外にも毎年同じパターンでの主張が繰り返されるものは多い。正直言って根拠ある主張であれば検討の余地がある…

バスに乗り遅れるな論

中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E6%8A%95%E8%B3%87%E9%8A%80%E8%A1%8C)に欧米各国が参加の意向を示したこともあり、一部メディアでは日本も…

イメージコントロール

年度末のドタバタの中、書くための気力が少し低下しており更新が進まなかったこと、深くお詫び申し上げます。まだ状況が完全回復とはいきませんが、少しずつ元の調子に戻したいと考えております。 さて、いきなりだが人は現実をイメージで認識し判断する(htt…

女性二極化

貧困女子(http://matome.naver.jp/odai/2140133620300828701)の問題が社会で大きく取り上げられるようになっている時代でありながら、他方教育面では女性が男性を席巻しつつある傾向が見てとれる(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43191)。 大学教育に…

駐韓アメリカ大使事件から見えること

まずは大けがをされたリッパート氏の早期の回復をお祈りしたい。 すでに多くの人が触れていることではあるが、繰り返しとなるものの日韓関係を考える上で非常に重要なことだと個人的には思うのでこの問題に触れておきたい。 犯人であるキム・ギジョンが事件…

父親型・母親型

多忙のためしばらく更新ができませんでした。今月もそれほど更新できないと思いますが、よろしければ気長にお付き合いください。 さて、保守(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%AE%88)とリベラル(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%…

教育について

私に教育の全てを語るだけの知識も経験もありはしないが、それでも年齢に応じた程度には自分自身の考えは持つようになってきた。「教育」と言葉にすればあたかもその全てを言い表せそうにも感じてしまうが、「一生勉強」という言葉もあるように様々な教育の…

ジャーナリストではなくトレジャーハンター

政府の「シリア渡航阻止」に賛否両論 「事前に言う必要あったのか」の声も(http://www.j-cast.com/2015/02/08227359.html) 外務省が旅券法19条に従いシリアに入国しようと試みた自称ジャーナリストの旅券を返納させた。このことに対して賛否が渦巻いている…

マスコミが空気を読んでいいか

所謂「イスラム国」と呼称されるISILに関する報道で、テレビ朝日の「報道ステーション」がネット上ではあるが批判を浴びている(http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20150129/Aol_celebrity_hst_isil.html)。私は報道そのものを見たわけでは無いのだが、番…

古賀茂明氏と田母神俊雄氏

犠牲になったお二人およびご親族の方々には深く哀悼の意を表します。また、ISILの極悪非道な行いをあたかも許容するような言動をすることは、日本のみならず世界がこれまで築いてきた社会秩序を覆すことだと強く言いたいと思います。 さて、タイトルに上げた…

言論の自由

安倍総理がフランスのデモに参加しなかったことを未だに論う声も聞こえるが、以前にも少し書いたようにこの問題は単純な言論の自由を争う内容ではない。そもそも、言論の自由は権力に抵抗する手段を確保するための必然として生まれてきたものである。民主主…