本当に雑談

　このブログ(日記)をはじめてもう少しで丸4年になります。当初は1日に2つや3つのエントリーを立ち上げていた日もあったことから比べれば、現在の更新はかなりペースが落ちてしまいました。言い訳がましくなるのですが、仕事の状況等の大きな変化もあってご容赦いただけると嬉しいです。
　訪問者の数は1年目の後半より一時期かなり増加した(200人/日)のですが、その後は安定低空飛行というか毎日平均100名程度の方が見ていただいているようです(Google Analytics調べ)。訪問者の分類において最初の頃と変わったのは、海外からの訪問者が最近かなり多くなってきたことでしょうか。ただし、ロボット検索などもあるでしょうからどこまで信用してよいのかはよくわかりません。

　信用ならない統計ではあるのですが、ここ1か月で見れば日本以外の国からの訪問者が約8%となっております。特に海外のうち半数をアメリカからのアクセスが占めておりますが、アメリカ在住の日本人の方がご覧いただいているのであれば正直非常に嬉しいです。私は海外で生活した経験はないので日本からの想像でしかないのですが、既に出回っている情報をきっちり読み解けば詳細はともかく何となくイメージは見えてくるのかもしれないなとも感じます。
　その次は台湾からの接続ですが、量的にはアメリカの1/10程度に落ちてしまうためそれ以降の30各国近い訪問とそれほど大きな差はないと考えております。当初は10か国もなかったので、長く続けていればそれなりにいろいろな地域の方から見ていただけるのだなと嬉しく感じております。
　ネットの発達で情報の質はともかく量に関して苦労することが無くなりました。あとは偏見や思い込みをなるべく減らして情報を読み解くことさえできれば、ある程度の内容を理解できるのではないかと思っております。もちろん信頼できるであると考えられるサイトでの比較検証を交えての話ではありますが。私の書いているブログがどの程度信用に足るかはわかりませんが、少しでも読んでいただいている皆様方の発想や知識の足しになればと思っております。

　それにしても、一部の知り合いに教えた以外はほとんど宣伝もしていないのに、いろいろな地域からのご訪問をいただいていることには感謝の言葉しかございません。書いている中の人に関しては今のところ秘密を押し通すつもりではありますが、今年の夏以降に始まるプロジェクトによってはひょっとしたら露呈してしまうこともあるでしょう。
　というか、今のままで行けば興味を持って調べればわかるようになるでしょうが、できましたら知らぬふりをして生暖かく密やかに見守っていただければ嬉しいです。皆様が知ったからと言って何か楽しいことがある訳でもなく、私も正直面倒くさいことに囚われて時間を失う事が嫌なだけなので、気にしないのがWin-Winということでお願いいたします。
　永らく続けていると、さすがに飽きが来て刺激に飢えてきたことがあるのかもしれませんが、それはおそらく状況を正しく認識できていないことでもあると考えています。匿名の利点は私個人としては限りなく大きいものだと理解していますが、、、まあ、要するにそれを考えることすら面倒くさくなってきたのでしょうね。

　さて、話を戻してブログへのアクセスする機器について見てみれば、モバイル(スマホ)からのものが2/3を占めているようです。私はPC等からのアクセスの方が多いのではないかと予想していただけに、正直ちょっと驚かされました。私の様々な認識を少し修正しないといけないですね。
　アクセスのトップは「人が感傷的になるわけ(http://d.hatena.ne.jp/job_joy/20111108/1320678484)」なのですが、このエントリについては安定的なアクセスが常にあるようです。もうかなり長い間アクセストップのエントリとなっております。エントリが2011年ですので随分前に書いたものなのですが、かなり嬉しいのが半分、残りが最近のエントリがこれを越せないことを悔しく感じております。
　次点もほぼ不動でして、「ロイズと韓国(http://d.hatena.ne.jp/job_joy/20130923/1379927209)」でこちらはたまに思い出したようにアクセスが増える時期があります。韓国人気のあまりの高さに嫉妬すら感じてしまいます。先日もセウォル号(http://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%BB%A2%E8%A6%86%E4%BA%8B%E6%95%85)の件でロイズ保険が保険金を支払わないという推測の報道があったことも影響しているのではないかと思います。

　その他も比較的初期のエントリの方が人気が高いことを考えると、私の書く内容が初期に比べて劣化していることが容易に予測できてしまうのが悲しいところでしょうか。系統で見ると、事実検証系や政治系・経済系のエントリは人気が低く、人との関わりや心の揺れ動き(あるいは心の隠し方など)に関するエントリにアクセスが多いのも、社会の動向としていろいろな示唆を与えてくれます。
　人気が高いエントリを数多く書けばアクセスも稼げるのかもしれませんが、このあたりは書きたいものと望まれているものの間にあるギャップでしょうか。また、私の性格が比較的隠し事などをしないものであることも関係しているのかもしれません。もちろん隠し事を全くしないわけでは無いし、その上で何でもネタとして使ってしまうという感じなのですが。

　ブログの隆盛も、一時期のアルファブロガーなどと称賛される時代から、安定飛行期に入ったように見えます。娯楽のネタとあるいは知識の源としてとは言えども、一つのブログから安定的に膨大な知識を提供できるわけでもなく、結果としては廃れていく(あるいは更新の興味を失っていく)・またはプレミア化(有料提供)されるというのが繰り返されていく感じでしょうか。
　私の場合は系統だてて何かを書いているわけでは無いし、特定の分野に対する深い見識を示しているわけでもないので、正直エッセイ的な雑文を書いているに過ぎないのですが、それでもできれば人とはちょっと違った何かを少しでも提供できればと日々考えております。
　要するに、それなりに説得力のあるネタが尽きてきたということなんでしょうね。さすがに日記を900日弱書いてきて、エントリ数については正確に数えていませんが950くらいはいったかと思います。社会的な出来事や事件について書いたものもありますが、速報性があるわけでは無く、分野の専門家であるわけでもない。特に最近は、ただ「私がこう感じている」という内容を展開しているに過ぎない無責任な文章であると痛切に自覚しております。

　結局のところ自己弁護の言い訳に終始した感じもありますが、現在ご笑読いただいている皆様方への感謝をこめて何のメリットも提供できない話題を一回書かせていただきました。
　それでは、次は1000日エントリではてなプラチナ市民になるまで、ぼちぼち継続していこうと思います。お気楽にお付き合いください。