Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

2014-01-01から1年間の記事一覧

執着を忘れた世界

まずは、韓国旅客船事故の犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、少しでも可能性があるならば生存者が救助されることを願ってやみません。 最近特に感じることなのだが、世の中では執着心の薄い人の方が高く評価されているのではないかという気がしてい…

人ならざるものとの競合

まだ本格復帰には程遠い状況ではありますが、たまには更新を。しかし、世の中では次々と様々な出来事が発生していますね。一つ一つに焦点を合わせて考えるとどれも大問題に見えてくるのですが、全体を俯瞰して見れば意外とそれほどでもないようにも思えてく…

ちょっと休憩

最近は更新頻度が大きく低下しており、大変申し訳ありません。書きたいことはいろいろあれど、体と気力が追い付いていない状況です。加えて、ちょっと別のチャレンジにもう少し集中したいというのもあって、しばらく更新をお休みさせていただきます。 とは言…

情報戦

私の浅い知識に寄りかかった狭い知見ではあるが、情報戦は不利な側が状況を覆すためであったり、もしくは本格的な侵攻をする前の準備として行われることが多いと感じている。情報戦とは相手側の混乱を引き起こし、一時的な麻痺(判断停止や行動抑制)を生じさ…

最強の外交

外交とは交渉であり、虚実交えた駆け引きが何より重要だと考えていた時期が私にもあった。駆け引きに関するテクニックは、状況が膠着状態にある時には有効な手法かもしれないが、状況が動くときには必ずしもそうとは限らないと今では考えている。 別のエント…

恐れられる剽窃の連鎖

小保方氏の博士論文における剽窃(http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%BD%E7%AA%83)が現在大きな問題となっている。現状、コピーが為されていたのは下書きだという話も出ている(http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031415170006-…

人身売買の広がり

日本のマスメディアは触れたくないのだろうが、世界的には人身売買が当然のように行われていることについては過去にも何度か触れた。これは人身売買ではないかもしれないが、少し前に子供の両目がくり抜かれるというショッキングな事件が中国で発生したこと…

排除と融和の境界線

痛ましい事件の報道が続いているが、社会全体を考えた時にこうした凶悪事件が格段に増加しているという状況ではない。戦後一貫して殺人事件は減少しており、バブル崩壊後の一時期は定常状態であったが最近は再び減少傾向にある(http://www2.ttcn.ne.jp/honka…

知らぬが仏?

現在の伴侶の過去が全く気にならないと断言できる人は少ないだろうが、過去に囚われる方が不幸を呼び寄せやすいことも知られている。現実問題として、私も過去に執着することにはメリットを全く感じない。恋愛・夫婦関係に限らず一般的には過去よりも未来に…

勘違い

不思議なものではあるが、おそらく社会の大部分は勘違いにより構成されており勘違いにより回っている。もし勘違いという言葉が今一つそぐわないならば、思い込みと言い換えてもいいだろう。ただ、「こうではないか」と考えた(推測した)ことをもって行動を開…

予防外交

アメリカなどにおける韓国人(韓国系住民)の反日行動を見ると、こうした行動により一体誰が得をするのかという点が気になっている。もちろん反日的な教育を幼い時代から受けてきた人たちは、損得勘定なしにこうした行動に出る可能性が無いとは言わないが、仮…

嫌韓とは何か

嫌韓についての議論がなされる時にいつも思うのだが、どうも今一つ論点がかみ合っていない。個人としての韓国人には素晴らしい人も良い人も少なくなく、更に大部分が普通の人であると言っても良い。一部の過激なネット言動と団体やマスコミ(韓国の場合には政…

明確な敵を見いだせない左派

若者に届かぬリベラル 宇野常寛さん、都知事選を読み解く(http://www.asahi.com/articles/DA3S10974587.html) 内容については別のブログのものを紹介しておく(http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4624412.html)。 小泉元総理は郵政選挙で同じ自民党…

言論の自由にはなぜ保証が必要か

民主主義においては様々な自由が最大限保証されている。もちろん自由(権利)は義務とのセットで存在しており、自由な活動という権利を獲得するためにはその自由を保証できるシステムを維持するという義務を負う。これらの義務は、憲法にも示される、勤労、納…

頑張れミドル

ソチオリンピックでの日本人選手たちの活躍には惜しみない拍手と称賛を送りたい。世界と比較して、日本がオリンピック選手にかける強化費用の少なさ(http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%…

内政干渉誘致

現在の日本の法律にはタイトルのような罪状は存在しない。自己の利益(地位や権力維持を含む)を追求するために日本を国際的に著しく不利な状況に陥れた政治家やメディアに、何らかの形で責任を取ってもらうことを考えた場合に、このような罪を新設するのはど…

面倒な日常

完璧主義や潔癖症といった性向は、一部の天才にとっては問題とならないかもしれないがその他大勢の人においてはマイナスのイメージの方が強い。孤高に完璧主義を最後まで貫けるのであれば、これもまた一つの立派なスタイルであると思うが、得てして多くの場…

劇場型政治の功罪

政治はいつの時代でも劇場型の要素を強く持っていることは民主主義の時代になる前の時代からでもほとんど変わりない。もちろん現代社会では政治家のみでは舞台は片手落ちであり、劇の外から指揮を振るマスコミという自称プロデューサーが控えていて、時には…

グローバル化が引き起こす経済モノカルチャー

グローバル化にはメリットとデメリットがあり、経済やものが世界中を幅広く自由に流通することは私達に多様なものや情報をもたらし生活を豊かにするが、同時にファーストフードが席巻するように固有の文化が消えてしまうと言うデメリットも持っている。 前者…

シェールガスバブルの終焉

アメリカはシェールガス(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9)革命により格安のエネルギー資源を得て復活するとの希望が少し前に広まったが、早速赤信号が灯りつつあるようだ。「シェールガス」バブルの崩…

義務を放棄する人々

結婚しない・結婚願望がない理由は、「面倒」「出会いがない」(http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20140205/172841/) 上記リンクにあるような婚姻の話とは関係ないかもしれないが、給食費の不払いや国民年金保険料の未納問題などは社会のルールを守…

これも単なる偽装でしょ

全聾の作曲家の正体が暴かれようとしている(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140206-00010000-bjournal-ent)。おそらく構図を成立させるためには、その成功にぶら下がる多くの人がいたことに間違いはないだろう。今回名乗り出た真の作曲家にも自…

ATM問題

慰安婦問題において、フランスの漫画祭で韓国のそれが出展を認められ、日本の漫画が政治的であると拒否されたことで問題が広がりを見せている(http://sankei.jp.msn.com/world/news/140130/erp14013021050006-n1.htm)。 以下のリンクで事態推移を紹介してい…

老害コメディ

最近、更新が途切れ気味で申し訳ございません。なかなか時間が取れず、また気力も減退気味なので今しばらくのご猶予を頂戴したく思っております。 東京都知事選では田母神氏が予想以上の善戦を見せる(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140128/stt1401…

リテラシーもどき

馬耳東風(http://gogen-allguide.com/ha/bajitoufuu.html)はどちらかと言えばネガティブなイメージで用いられることが多いようにも思うが、現代社会において多くの人はむしろその能力を鍛えることに腐心すべきではないかとすら感じるこの頃である。世間では…

「用日」と言い訳

韓国メディアが使い始めた「用日」…“反日”だが利益のため日本を“利用せよ”という韓国の「深刻背景」(http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140121/waf14012107010002-n1.htm) かつては「克日」として日本に打つという目標の下で反日をマイルド…

触媒地域づくり論

地方の疲弊が本格的に目立ち始めた特にここ20〜30年、日本中のあらゆるところで独自色を打ち出そうとした地域づくりが行われている。歴史的な街並みや景観、景勝地や史跡、アニメキャラクター利用、オリジナリティある食文化、先進技術導入によるITC化、etc…

高齢者共和国

「高齢者の高齢者による高齢者のための社会」リンカーンの言葉ではないが、高齢者のケアは随分昔から叫ばれ続けているものの増加のスピードが速すぎるためだろうか、あるいは経済成長の鈍化に伴い財政的な手当てができないことだろうか、はたまた社会全体の…

撤退後

少し前より、中国から日本企業撤退のニュースが相次いでいる。反日政策の影響もあって日本企業が営業しづらい雰囲気もあろうし中国国内の経済事情も関係しているかもしれないが、最も大きな問題は人件費の高騰である。それでもまだ日本と比べれば低いだろう…

くだらない都知事選

出馬している面子もくだらないが、争点が更にくだらない。まあ、私は都民ではないので生暖かく見守るのみではあるが、今までよりも相当に興味の湧き立たないというか、当選してほしいと思う立候補者がいない選挙となる感じである。 当初、私は自民党が小池百…