Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

さるかに合戦

韓国の物価上昇率が5%を上回り始めたという。 さらに統計に関係ない分野でも消費者物価の上昇が著しく、実勢というか体感の物価上昇率はもっと高いという噂は絶えない。その状況については中国も同じようなものである。 もちろん、そうなったのは当たり前の…

外国人地方参政権について

これは、民主党だけでなく、共産党も社民党も、そして公明党も推進している。 更に言えば、自民党にも賛成している人がいる。 そのため、現在強制的に採決すれば通るだろうと考えられている。 一応、現状では国民新党が反対しているので、連立与党としてはす…

嘘と夢は紙一重

嘘も方便とは良く言われる。 嘘にも、軽い嘘もあれば、深刻な嘘もある。 嘘にも、ついて良い嘘と、ついてはまずい嘘がある。 もちろん、嘘など一度もついたことがないというような清廉潔白な人もいるだろう。 でも、おそらく彼は嘘つきである。嘘とは何なの…

男性の色気、女性の色気

色気は考えるものではなく感じるものなのだが、ここでは敢えて色気について考えてみたい。 色気と言えば、一般的に女性の色気について語られることが多い。 男性の色気についても語られるのだが、女性の場合と比べるとおそらく限定されると思う。まず、色気…

感情を抑えた自己評価の重要性

日本という国は戦後高度成長という世界にもまれに見る成長を遂げてきた。 そこには、当然のことながら自分自身の状況を冷静に見つめ、適切な評価を為した上での行動が伴ってきた結果が見いだせる。もちろん、朝鮮戦争が外需に寄与したり、冷戦構造が日本の成…

スイスの無制限為替介入について

私は経済の専門家でも何でもないので、認識が間違っているかもしれない可能性も十分あると思うのだが、それでも気になったので自分なりの考え方を書いておきたい。スイスという国家がこのように特例的な行動に出るのには理由がある。 スイスはEUに加盟してな…

グローバル化の弊害

こんな記事を見かけた。 「5月の生活保護受給者203万人、過去最多迫る」 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110906/dst11090619130022-n1.htm生活保護世帯の数が増加し続けているのは少し前から言われてきた。 大阪市などは、生活保護の認定が比較…

信頼の醸成

恋愛関係における信頼を形作る要素としては2つが考えられる。まず最初の要素としては、揺るがないことではないかと思う。 もちろん、それは恋愛には留まらずに全ての人間関係にも言えることだ。 コロコロと意見を変えない。自らの意見をしっかりと持つ。相…

商売とは異なる文化浸透

こんな話題が出ていた。アニメタルUSA結成 http://www.animetalusa.jp/アニメタルとは元々1997年に結成された日本のヘヴィメタルバンドである。 wiki:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%ABその後、何度かの活動休止…

専門家は社会の相互扶助システムである

近年、専門家の評価はがた落ちである。医師、弁護士、教師、議員、、etc....あらゆる分野の専門家は信用ならない存在と化している。 それ故、専門家を縛り付ける制度はどんどんと複雑化していき、自己責任という名の社会コストは増えていく。元来、なぜ専門…

台風が来たらコロッケという話

某巨大掲示板では10年ほど前から、台風が来ればコロッケを買ってくると言うのが定番らしい。数日前に子供から、「台風が来たらなぜコロッケを買うの?」と質問されてそのようなマニアックな常識があるのを知った。 不覚ながら、今までは聞いたこともなかった…

大学教育のあり方

「若者の高学歴化、就職にはつながらず」労働経済白書 2011年版 教育内容の再検討訴え http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E5E2E1858DE2EAE2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195581008122009000000現状、日本の大学進学率は…

経験に学ぶのは本当に愚者か

オットー・フォン・ビスマルクの言葉で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というものがある。wikiによれば直訳では、 ・愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。 ・Nur e…

一対一の関係は本能ではなく、社会システム

男性が浮気をするのは、ある意味本能的な行動であると私は思う。 別に浮気を擁護・奨励しようと言うつもりはないが、浮気という行動を考える上で、まずは浮気は何に違反しているのかを考えなければならないであろう。男女が一人ずつであるというのは、原則の…

先送りはいつまで可能か

世界の金融市場の動揺はなかなか納まる気配はない。 誰もがそれを望まない中で、それでも落ち着けない理由は明快である。 それは結局のところ痛みを先送りし続けているということであろう。かつてバブル崩壊後の日本は欧米からの厳しい追及にさらされた。 痛…

今後、食糧不足が発生するのではないかという大いなる懸念

まず、今も地球温暖化が真実だと考えている人はそう多くはないであろうと言うこと。 国においては未だにCO2削減25%という、ぽっぽが勝手にぶち上げた国際公約は堅持されている。しかし、元々は発展途上国の安い人件費などに抵抗するため、ヨーロッパの一部の…

決断すると言うこと

即断即決と、じっくり考える方のどちらがよいか。 ケースバイケースなのはすぐにわかる。ただ、即断即決であろうが、じっくり考えようが、実のところを言えば思考しているレベルにそれほど大きな差はないと思う。 即断即決は、代替案の数を絞っているケース…

独自性・実行性を捨てた内閣

野田内閣の全容が決定した。 まず抱いた素直な感想は、、、露骨な派閥均衡人事。 加えて、軽量級内閣、、、と言ったイメージであろうか。若返りを図ったとも言えなくはないが、閣僚に専門性に欠ける人事が非常に多い。ポストの適格性があまり考慮されていな…

愛情は与えるものか受け取るものか

男性は、愛情を支配欲の延長線上に位置づけることが多く、女性は自らが受けるものとして理解していることが多いのではないか?支配欲という言葉が適当でなければ、愛情を与える存在でありたいという考え方。 女性側で言えば、愛情は受ける存在でありたい。与…

「いのち」に差はあるのか?

正直言えば差はないと言ってしまえば何の問題もない。 しかし、敢えてここでは考えてみたい。まず、『人の命は地球より重い』と言う言葉が最初に思い浮かんだ。 これは、1977年に発生したダッカでの日航機ハイジャック事件における時の福田赳夫首相が言った…