Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

韓国さん、関わらないでください

 日韓関係は修復に向かう兆しを見せないが、現時点ではアメリカも中国も傍観の模様である。韓国では日本の経済攻撃がこの状態を引き起こしたとの声が強い(日本でもある:シリーズ 日韓関係を考える/植民地支配 常に念頭に/ジャーナリスト 元共同通信ソウル特派員 青木理さん)が、多くの日本人は韓国(あるいは朝鮮半島)とは関わりたくないと感じている。もちろん、K-POPや韓国コスメなどを好む若い女性がいることは確かだが、政治的な側面では韓国と距離を置きたいと考える人が多いだろう。

 だが、この傾向は比較的近年広がったものである。2000年以前から韓国の傍若無人な振る舞いに疑問を持つ人は少なくなかったし、韓国人がよく言う「日本人は歴史を知らない」に対し、歴史的な資料を専門家顔負けなレベルまで調べて、エンコリ(enjoy korea - Wikipedia)などの掲示板において韓国人たちと論争を繰り広げていた人たちもいる。ちなみに、証拠を持っての論争で韓国側の言論が説得力を持っていたことはほとんどない。

 

 その後、韓国に対する疑問が広がったのは2002年サッカーワールドカップ問題であった。日本に決まりかけていたのが日韓共催にされたこともあり、さらには疑惑の判定が続いたこともあった。だが、その時の疑問は局所的かつ短期的で国民全体に広がるほどではなかった。さらに、その後冬のソナタなどを代表とする韓流ブーム(韓流 - Wikipedia)が広がり、再び韓国に対する疑念は縮小したように思う。ただ、嫌韓流マンガ 嫌韓流 - Wikipedia)なども並行して広がっていたのは事実で、韓国に対する見方は両極に広がっていた。

 それが変わり始めたのは、李明博李明博 - Wikipedia)大統領の天皇陛下に対する懺悔発言あたりからかもしれない。それまでの反日ドーピングでは世論への波及効果が低くなってしまったため、そこから韓国の政治家が行う反日的な発言がエスカレートし始めた。そして、文政権になってから状況は加速する。

 

 日本人は、現在かつて朝鮮半島を併合したことを大きな失敗として反省している。それは間違いのない事実である。韓国人は、日本が軍備強化をして再び朝鮮半島を手に入れようと野心を抱いていることを当然のように主張する。確かに、歴史を見れば何度かそのようなことがあった(秀吉、西郷隆盛、そして併合時代)。だからそう考えるのはある意味当然かもしれないが、日本人は正直韓国人や朝鮮人と関わることの大変さに懲りたのだ。

 韓国が経済的に発展して、同じような資本主義・民主主義の国になれれば台湾との関係のように仲良くなれるのではないかと幻想を抱いたこともあった。だが、それはもはや不可能だと気付いてしまった。できれば、経済的・文化的に多少交流はあってもよいが、できるだけお互いに干渉しあわない状況に移行したい。再び韓国に軍事的に攻め込むなんてアメリカに要請されても拒否したい。もし可能なら、日本列島をハワイ近くまで移したいくらいなのである。

 

 だから、これから日本は韓国となるべき関わらないで行こうと考えている。個人の行動を制約することはできないが、貿易についても政治的な交流についても、韓国側から日本とのパイプをどんどんと削っている状況があるではないか。だからこそ、その方向性に日本も賛同している。かつて五月蠅かったアメリカも、それほど目くじらを立てなくなった。今が最大のチャンスなのだ。

 

 これから日本はゆっくりと韓国との関係を薄めていく。急激なそれは経済やその他にショックがあるから難しいだろうが、徐々になら行えるはずだ。アメリカ軍も徐々にそれを進めてるではないか。それと何も変わらない。別に、韓国と敵対しようというものではない。日本にストーカーのようにまとわりつかれることに疲れてしまったのだ。

 だから、ちょうどよい機会だ。冷静になるためにしばらく距離を置こう。人間関係でもヒートアップしすぎた時には、時間がそれを解決してくれるではないか。その間は、お互いを刺激し合わないように、距離を置いて関係を薄めることが重要なのだ。

 

 今、日本国民の間に嫌韓ブームが広がり始めていることを気にしていると思う。それは、韓国が日本の行動にいちいちクレームをつけ、抵抗してくるからであって、そっとしておけばそんな感情は時間と共に消失していくものである。

 雑誌にあったように「韓国はいらない」なんて言うつもりはない。だが、お互いに距離を置いて冷静に自分と相手を見つめなおす時間は必要であろう。だから今はお願いします。韓国さん、関わらないでください。