Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

嫌韓ではなく避韓

 世界中で現在韓国および韓国系住民による、日本人差別が繰り広げられている。詳細については様々なメディアが報じているが、従軍慰安婦問題を利用した像の設置もそうだし、旭日旗をカギ十字と同一視する行為も同じである。
 このかまってちゃん状況は鳩山元総理と酷似しているが、現実に民族差別に繋がる可能性が見え始めた現在では、笑って放置できるものではない。まだ、日本人が迫害されるという大きな事件までは生じていないものの、真偽の程は定かではないが一部では海外に住む日本人(の子供)がいじめられているという話もある。

 日本では在日朝鮮人・韓国人に対するヘイトクライムが話題になっているが、世界では着々と日本という国家に対するヘイトクライムが進行しつつある。もっとも、世界中がこうした(日本の戦争犯罪を訴えかける)行動に全面的に賛同しているのかと言えば非常に怪しい。
 こうした日本を辱める行動を影で後押ししている可能性が最も高いのは中国であろう。表に出ず韓国を利用して日本を貶めれば、その利益は韓国以上に中国が享受できる。韓国の場合には日本にも産業や金融の面で大きく依存しており、その割合が低下したとは言っても無視できるものではない。逆に、中国の方が日本への依存度は韓国と比べれば少なく、仮に日本からの(経済的な)反撃を受けてもダメージは韓国と比べて小さい。

 さて、BBSが毎年各国の好感度などを調査しているが、先日ドイツの韓国に対する好感度が日本以上に低いことが話題となっていた(http://biz-journal.jp/2013/08/post_2667.html)。日本人の韓国に対する評価は、肯定派19%、否定派28%であるそうだが、逆に言えば無関心な層が多いと言うことでもある。韓流も一部のコアなファンのみを満たす寒流に成り下がってしまったが、だからと言ってヘイトスピーチを続ける団体の支持がどんどんと増えている訳でもない。韓流と同じようにそれを支持するコアなファンはいるだろうが、むしろ「関わりたくない」と言った「避韓」がじわじわと広がっている気さえする。
 一部メディアが取り上げる韓国の情報は、おそらく面白おかしい部分が拡大されて取り上げられているのであろうが、仮にそうだとしてもこの面倒くさく厄介な隣人に対して、怒りや嫌悪よりはむしろ近寄らないで欲しい、関わらないで欲しいというイメージが広がっている感じすらする。

 一時期、アメリカが日本に取る姿勢をメディアが評して「ジャパンバッシング(bashing)」から「ジャパンパッシング(passing)」あるいは「ジャパンナッシング」などとしていたが、今日本人の韓国に対する姿勢がこれに近づきつつある。
 もちろん、ネタとして取り上げる者たちは常に熱い視線を送り続けるであろうし、韓流に熱狂する人も無くなりはしない。ただ、総体としての大きな意思はじわりじわりと変わり続けている。

 韓国が必死に日本を貶める言動を繰り返すのは、日本の国際的地位を下げたい(イコール韓国の地位が上がる訳ではないのだが)という気持ちと、それ以上に韓国の意見に対して日本を振り向かせたい(まあ、有り体に言えば言うことを聞かせたい)という感情が入り交じりエスカレートを続けている。
 でも、この姿勢こそが韓国を避けようとする人を日本で増加させている。そして、避けようとするから益々、、、、というループが繰り返される。見ている限りにおいて国家としての韓国はつくづく子供のメンタリティなのだなと感じている。