Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

思わず笑ったコピペ

アナウンサー「在日について、社民党へのインタビューです。在日の存在についてどうお考えですか?」
福島代表「日本人はその存在を認める必要があるでしょう。共存するべきです」
アナウンサー「たくさんの日本国民の税金が支払われている問題については?」
福島代表「日本国内に存在するのだから、日本人が支払うのは当然です」
アナウンサー「本来日本人の土地を使用している問題については?」
福島代表「今更、出ていけとは言えないでしょう。現実を受け入れるべきです」
アナウンサー「政党の一部には、国外追放を主張するなど過激な意見もありますが?」
福島代表「嘆かわしいことです。自分たちが気に入らないからといって、そういう荒唐無稽な公約を掲げるような政党は国民の信頼を失うでしょう」
アナウンサー「しかし、犯罪なども多発しており、住民や国民の不満が鬱積しています」
福島代表「日本人にも犯罪者はいます。犯罪多発を理由に外国人に出て行けという主張は人種差別であり人権侵害です」
アナウンサー「以上、在日米軍に対する社民党のコメントでした」
福島代表「ええっ、ちょっと待て!!!!!!!!!!!!!」

 いかにもありそうな展開だからこそおかしくもあるが、それ故に社民党が消え去ろうとしているのだと考えると、彼らの存在意義について考えてしまう。私は別に彼らにシンパシーを感じることなど無いのだが、それでも思想や言論の自由が保障される日本では公共の福祉を逸脱しない限りにおいて相容れない考えも許容されなければならない。だから社民党にも一定の存在意義はあって、こうした思想を由とする人たちの声を代弁しなければならないと思う。
 ところが、いまや社民党はいつ消滅するかという状況に陥っているとメディアなどでも騒がれている。一時的とは言え、元々袂を同じくしていた社会党から民主党に多くの議員が移ったと言うこともあっただろう。しかし、民主党の凋落が明らかになった昨今でもその分の支持を取り戻している感じは薄い。考えてみれば共産党も徐々にではあるが議席を減らし続けているのは、社民党と減少の程度こそ違えど傾向は変わらない。

 それはなぜかと考えると、冒頭に示したコピペが思い出される。弱者保護が前面に押し出された政策・主張が彼らの持ち味ではあるのだが、実は純粋な弱者保護ではなくその思想的偏りが非常に大きいのだということが知れ渡ったからとも言えるかも知れない。かつての社会党北朝鮮擁護を続けていたが、そのおかしさを多くの国民が気づいたと言うこともあろう。
 要するに彼らの用いる弱者保護は、一種の方便というか自らの主張を押し通すためのレトリックでしかないのだ。それでも表面的かも知れないがその弱者保護の精神は尊重されるべき面もある。結局は利権に過ぎないとわかってしまったそれが、元の純粋な博愛精神だと国民が再び認識するようになるまで今の傾向は続くのであろう。しかし、NHK広報ツイッター問題から派生する形でNPOなどの不明瞭なお金の流れが徐々に明らかにされていることもあり(http://www.tax-hoken.com/news_axH0fgQEv4.htmlhttp://hissi.org/read.php/newsplus/20130222/TVB5c0tIcVAw.htmlhttp://hissi.org/read.php/newsplus/20130223/ME1yOWhoVlEw.html)、これらの情報の信憑性はまだわからないものの彼らの立て直しは容易ではないと思う。