18禁攻撃

たまには荒唐無稽な与太話でも。

日本の漫画やアニメが、アジアを中心に広く親しまれているのは既に知られているが、それと同じかそれ以上に日本製のＡＶ（アダルトビデオ）やアダルトゲームもアジアでは広がっている。正規流通品が世界各地で論議を呼んでいるのも事実（http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0419&f=national_0419_020.shtml）であるが、近年ではネットでの違法ダウンロードなどを通じて日本国内でのみしか販売していないものも中国や韓国では盛んに流通している状況である。
中国で蒼井そら（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%BC%E4%BA%95%E3%81%9D%E3%82%89）が絶大な人気を誇っているのは有名であり、今回の反日デモにおいても中国人が「日本のＡＶは好きだが、尖閣の方がもっと好き」なんって語ったという情報も流れている。正規品であれば社会倫理が許す範囲でのそれは日本の利益となるが、実質的には多くが非正規品として流通しているために日本の利益として貢献していない。知的所有権問題で言えば、その違反が堂々と行われておりしかも日本のアダルト関係企業は総じて小規模企業であることもあって、それを取り締まるような効果のある対策などができてはいないようである（韓国の知的財産権問題：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%E7%9F%A5%E7%9A%84%E8%B2%A1%E7%94%A3%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C）。もちろん、倫理的な問題があり積極的に訴えることができないという面があるのかも知れない。

さて、そこで一つ提案だ。こうしたアダルト作品に「竹島は日本の領土」である説明をそこはかとなく含めたり、あるいは尖閣問題における中国の矛盾を説明したり、作品のクオリティを損なわない範囲でかつ、そこのみ切り取られない形で日本の主張したいことをその中に含めることはできないものだろうか。
あくまで与太話として言うとすれば、政府からこっそりとお金を回しても良い。そして違法ダウンロードした中国や韓国でそれが自然に広まっていく。いやいや、彼らが本当に国士であるならばそんな日本のビデオやゲームなど広めるはずがない。。。というのは笑う点であるが、おそらく関係なく広がっていく。そして、それを見付けた中国や韓国の誰かがビデオを見るヤツは非国民だと叫び出す。日本の陰謀論が広まるかも知れないが、それはそれで痛快だ。
アダルト作品を心から愛する中国人や韓国人は、それを繰り返し見ることでひょっとして日本の主張に耳を傾けるようになるかも知れない。それは無理としても、少なくとも泥仕合の意趣返しとして正攻法の国際社会での日本の主張を正しく伝える行為と表裏一体でのアピールとして使えはしないであろうか。
悪くても不法な作品の流通を抑制することに繋がり、そして人間の本能に最も近い部分を利用して日本の主張を世界に広めることができる。その上で、日本のアダルト作品が急に消えることになれば、韓国や中国で別の意味の抗議デモが起こったりして。。
まあ、世界中の日本アダルト作品愛好者からは失望を受けるかも知れないが、こんな事を考えてみるのも結構面白い。