Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

心の余裕の問題

「今は彼女をつくる気になれない」と公言する男性がいると言う。

なぜそんなことをわざわざするのか、それを理解するのは私には容易でない。
ただ、一番のポイントは「公言」していることだろう。
敢えてそれを公言する理由として思いつくのは、、、
1)本当にそれが出来ない状況にある
2)わざとハードルを高めている

でも、本当に彼女を作る気にならない、あるいは作れない状況にあるときに、わざわざそれを公言するだろうか?
そのような状況にあると言うことは、興味がないか、何らかの痛みを伴っているわけである。
興味がないものをわざわざ公言しないし、痛みがあるものには触れたくもない。

そう考えると結果的には、2)のハードルを高めて相手を選別している。。。そういうものしかのこらない。要するに、自分の気に入った異性しか相手にしないよと言っているに等しいように感じる。
この言い方が適切かどうかはわからないが、妙に余裕を持っている状態とも言える。


もちろん、問いかけられてやむを得ず答える場合もあるだろう。その場合には、公言と言えるのかどうかはわからないのだが、1)のケースも含まれることになる。

1)のケースで言えば、

a)作らない場合
b)作れない場合
の二つが該当する。

a)の作らない場合は、、、、興味がない=もっと興味があるものが他にある。。。ということである。
b)の作れない場合は、、、、余裕がない。。。受け入れられる余裕が心にない。
ということである。両者とも、自分の心に異性(彼女)を入れる余地を持たないと言うことだ。

逆に言えば、その余地さえ持たせることが出来れば、制限は解消される。
興味を持って貰う。
余裕がない原因を取り除く。

対処方法は原因により千差万別であろうが、ポイントは相手に心の余裕を取り戻させることになるのだろう。
あとは、2)のケースを1)だと勘違いしないこと。
それは重要かもしれない。

「人は溝の向こうに美味しそうな食事があっても、溝の深さを気にして『きっとあれは不味いものだ』と言い聞かせがちである。気にすべきは溝の深さではなく幅なのに。」