Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

マニアックなヒーロー

今週のお題「あこがれのヒーロー、ヒロイン」

私の子供時代は、仮面ライダーウルトラマンがヒーローの中心格だったが、それ以外にも様々なヒーローは存在した。
個人的に好きだったのは超人バロム1マグマ大使である。

他にもレインボーマンの歌は、替え歌にしてよく歌っていた。
ミラーマンの歌も何となく覚えている。
でも、スペクトルマンの変身をお願いするというシチュエーションは斬新だった。
キカイダーシリーズでは、実を言えばハカイダーの方が人気が高かったし、イナズマンはなぜサナギマンの時にちゃんと隠れていないのかが大きな疑問でもあった。

しかし、ヒーローものの醍醐味はマニアックなヒーローではないだろうか。
誰も話題にしないヒーローもののメンコを集めてみたり、、、何となく親しみが持てた。
例えば、快傑ズバット、、、とか。
あるいはジャンボーグAとか。
ヒーローものではないけれど、緊急指令10-04,10-10なんてのもありましたね。
ファイアーマンもあまり目立たなかった気がするし、、ライオン丸は流行ったのかな?
光速エスパーは、流行ったはずだけど最近あまり話題には上らない。
宇宙鉄人キョーダインなんて、弟が発射台で兄貴を飛ばす、、なんて面白い設定。

きっと私が知らないマニアックヒーロー達も数多くいるのだろうけど、メジャーヒーローはメジャーなりの楽しみ方があって、マイナーなそれにはマイナー特有の楽しみ方がある。友達同士の間では、マイナーなヒーローの話題など会話には登場しないが、家に帰れば密かにそれを楽しんでいた。
何か、自分だけの秘密を持っているような愉悦を感じていたのかもしれない。
もちろん、マニアックなヒーローが好みだなんて言えばバカにされるので言えなかったという部分もある。
まだ、「ヲタク」なんて言葉も生まれていない時代の子供なりの小さな秘密の話である。

しかし、今になって思えば当時のヒーローものの敵は結構怖かった(今見ればたいしたことないのかもしれないけど)。マグマ大使に出てきた「人間もどき」なんて、自分の家族がみんな偽物になってしまう訳で、子供ながらにそれを現実に投影してみて怖がったりしていた気がする。

正直言って、ヒーローごっこをした記憶はあまりない。
ウルトラマンでも、ビニール人形は怪獣ばかり買っていた。
なぜなら怪獣の方が格好良かったから。

じゃあ、ヒロインは?
これが、また全くと言って良いほど記憶が残っていない。
どうも正義もののヒロインにはあまり心惹かれなかったようである。