Alternative Issue

個人的な思考実験の、更に下書き的な場所です。 自分自身で消化し切れていないことも書いています。 組織や職業上の立場を反映したものでは一切ありません。

ダウそろそろかも

 毎度毎度感覚的で根拠のない書き込みだが、リーマンショック後ほぼ安定して上げてきた株価(http://bigcharts.marketwatch.com/quickchart/quickchart.asp?symb=djia&insttype=&freq=1&show=&time=13)ではあるが、なんとなく下がりそうな感じになってきたように思う。アメリカの経済状況はマクロ的には順調で、PERなどもそれなりに推移しているようだが、個人的な感覚としてはあまりいい感じを受けていない。
 かなり前に書いたが、私は以前より金融緩和による金余りが引き起こした株価上昇には、どこかで逆噴射が生じるのではないかと考えている。繰り返しになるが、これはあくまで個人的な感覚の問題なので根拠などない。当たるも八卦当たらぬも八卦の世界であることはご了承いただきたい。ただ、その力強さに限界が来つつあるのではないかと思うのだ。

 そもそも、暴落なんて実際にいつ生じるかは予想できない。地震予知と似たようなものだと思う。だが、いつまでも永遠に来ないものではないのもまた事実。バブル崩壊(1991-1993:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E5%B4%A9%E5%A3%8A)アジア通貨危機(1997-1998:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%80%9A%E8%B2%A8%E5%8D%B1%E6%A9%9F)リーマンショック(2008:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF)が、多少の時期のずれはあるもののおおよそ10年ごとに生じている。それが根拠になるものではないが、錬金術が徐々に剥がれ落ちそうな雰囲気を感じている人は少なくないのではないか。
 トランプ旋風が最後の徒花のようになるのか、あるいは何らかの方法でもう一花咲かせるのかはわからないが、私個人の感覚はそろそろ循環に一区切りが来るのではないかと認識している。

 実は数年前よりEUも中国も、経済を取り巻く状況はかなり悪くなっている。そのことを報道するあるいは主張する人は数多くいたが、現実にはなかなか中国経済が壊滅的になることも、EUが大きく分裂することもなかった。それを人々の努力で乗り切ったというよりは、先送りができる限り続けてきたと考える方が良いように思っている。
 もちろん、私と違う認識の人もいるだろう。また、数年後に私の認識が間違っていたという可能性も低くはない。だが、今回私が指摘するのは経済だけではない国際状況のきな臭さを感じ取ったと思ったからである。何度も繰り返すが、ここに書いていることはあくあまで私の空想である。実際、アメリカの株価は史上最高値を更新している。
 ひょっとすると、ソフトランディングができるかもしれない。あるいは、全く何もなかったように今後も経済は流れ続けるのであろう。だが、私の直感がここで何かを書いておいた方が良いと言っているようだ。私の予感が決定的なものに成るのか、あるいは短期的な調整になるのか。それも正直言って自信はない。

 これはあくまで勝手な予想である。実際、私がきな臭いと言った銭洲海嶺(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%AD%E6%B4%B2%E6%B5%B7%E5%B6%BA)も何の問題も生じていない。とりあえずは、思い立ったように書く無責任な私の予想がどうなるかを生暖かく見ていていただければと思う。
 それはいつだと思うのか? そんなことはわからない。ただ、ちょっと気持ち悪いのである。